★★  Aroma Massage For Stress Relief ★★

心をときぼぐし、身体の内側と外側から働きかけるアロママッサージ
アロママッサージについて
基本的なマッサージ方法
エッセンシャルオイルをマッサージに利用することによって、アロマテラピーのもたらす心地よさや効果を最大限に実感できるのがアロママッサージです。血液やリンパ液の循環を活発にするだけでなく、エッセンシャルオイルの有効性分が直接、皮膚から吸収され、新陳代謝を促します。

 マッサージのテクニックには次の方法があります。精油を皮膚に浸透させるために、ゆっくりと呼吸に合わせます。主に軽擦法でマッサージしますが、力の入れ過ぎや叩き過ぎ、擦り過ぎなどは皮膚に刺激を与えてトラブルを引き起こしやすくなりますので、注意しましょう。

 1.軽擦法(エフルラージュ)・・・・・・・・撫でさする
 2.圧迫法━┳━揉捏(ペトリサージュ)・・・揉みほぐす
       ┗━強擦法・・・・・・・・・・・強くさする
 3.叩打法・・・・・・・・・・・・・・・・・叩く

マッサージの効果
 ☆血液循環とリンパ液循環を促し、疲労や不調の原因となる体内の老廃物を取り除きます。
 ☆内分泌を高めて、消化器系器官の働きを正常にします。
 ☆頭痛、肩こりの緩和と予防になります。
 ☆神経系をなだめ、疲労回復に役立ちます。また、深い眠りを得ることで、不眠症を 防ぎます。
 ☆循環系を調整し、高血圧を抑制します。
 ☆気管支の炎症や粘膜の炎症を鎮め、呼吸器系の不調を軽減してくれます。
 ☆脳内ホルモンのエンドルフィンやエンケファリンの分泌を高め、免疫系を刺激して 抵抗力を高めます。


マッサージの注意点
 
☆体調、症状によっては避けた方が良tい場合があります。
  発疹・潰瘍・火傷・おでき・腫れ・打ち身・ねんざ・じん帯損傷・骨折・熱・感染による病気・静脈瘤のある箇所・血栓症・静脈炎など。
 ☆関節炎やリウマチ痛で、腫れや痛みがある場合。
 ☆心臓病や癌などの重病の場合、妊娠中の人は医師の許可を得てください。
 ☆敏感肌の人は必ずバッチテストをしてください。
 

始める前の準備
 
☆体の汚れや汗はシャワーなどで流し、清潔にしておきます。水気も良き取っておきます。
 ☆爪も清潔に短くします。手は清潔に洗い、温めておきます。
 ☆部屋の換気をよくし、冬は温かく、夏は涼しくして快適な温度を保ちます。
 ☆体の露出部分が冷えないよう大きいバスタオルを用意しておきます。
 ☆椅子やベッドを利用する場合は硬い方が適しています。
 ☆治療室ムードというより落ち着いたリラックススペースという雰囲気の部屋で音楽など聞きながら行うと効果的です。
 ☆マッサージを中断しなくてよいように電話は留守番電話にしておくと良いでしょう。
 ☆始める前には必ず準備ストレッチをしましょう。
  1.床に横たわり、大きく深呼吸をしてリラックスします。横隔膜に空気を一杯吸い込んで鼻から吐き出します。
  2.片足ずつ胸までよく屈伸させ、3回線り返します。
  3.両膝を抱え込むようにして屈伸を3回繰り返します。
 
 こうすることによって身体も脳も柔軟になり、より高い効果が得られます。
 

終わったら
 
マッサージオイルは拭き取らず、そのままにします。精油の有効成分が効果的に体内を流れるように、8時間以上拭き取らないのが原則です。
※ご自分でマッサージオイルを作るの注意
ご自分でマッサージオイルを作る場合は、エッセンシャルオイルをホホバオイルなどのキャリアオイルに2%以下の濃度になるよう希釈します。お顔に使用する場合には1%以下をおすすめします。

例:キャリアオイル50mlに対して、エッセンシャルオイル10滴で1%の濃度です。(1滴は0.05ml)
作ったマッサージオイルは遮光ビンに入れて保管し、一ヶ月ぐらいで使い切るようにしましょう。
How To Massage
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マッサージの仕方 静かな音楽を流すなど、ゆったりした雰囲気で行うとより効果的です
顔の中心から小さな円を描くように軽くマッサージして下さい。 首の両側を円を描くようにすべらせ、オイルをなじませます。
肩先から首のつけ根に向けて、なでさすります。次に、指を使って凝っている部分をよくもみほぐして下さい。 (パートナーと行います)腰から肩甲骨に向けて手のひらをすべらせ、肩から腕、そして指先に抜けるようにマッサージします。さらに、指先を使って背骨の両側の筋肉を小さい円を描くようにソフトにマッサージして下さい。
足首からももに向かって、引き上げるようにマッサージします。さらに筋肉をもみほぐすようにマッサージして下さい。 足の裏にはたくさんのツボが集中しています。親指を使って小さな円を描くようにマッサージして下さい。指圧するのもよいでしょう。