★サプリメントQ&A


1.サプリメントと薬って、どう違うの?


2.サプリメントに副作用はありますか?

3.きちんとした食生活なら、サプリメントは必要ない?

4.効果が分かるのは摂り始めてからどれくらい?

5.食品アレルギーの心配がある成分はありますか?

6.色々な種類を組み合わせて摂っても大丈夫?

7.1日のうちでいつ摂るのが効率がいいですか?

8.
摂り過ぎの心配はありませんか?

9.目安量より多く摂っても大丈夫?

10.薬と併用しても大丈夫?

11.妊娠・授乳中に摂っても大丈夫?

12.子供が摂っても大丈夫?

13.サプリメントはどのように保存すればいいですか?

14.サプリメントにも賞味期限ってあるの?


15.まとめて買い込んだけど、どれだけもつの?

16.アルミ袋からボトルに詰替えて使っても良い?

17.乾燥剤の使用期限は?

18.携帯ケースでの保管期間は?

19.ビタミンって何?

20.ビタミンは栄養所要量より多く摂っても大丈夫?

21.ビタミンAは摂り過ぎの心配がある?

22.ビタミンKが含まれているサプリメントは薬と一緒に摂ってはいけないの?

23.ミネラルってどんな栄養素?

24.ハーブってどんな栄養素 

25.発芽玄米と玄米はどう違うの?

1.サプリメントと薬って、どう違うの?
 サプリメントと薬は、見た目が似ているため、混同されがちですが、サプリメントは薬のように即効性があったり、病気の治療を目的としたものではありません。サプリメントは、ビタミンやミネラルをはじめとする、特定の栄養素を主成分とした「食品」。毎日の食生活の中で私たちに不足しがちな栄養素や機能性に優れた成分を、手軽に効果的に補うことができます。生活習慣病の予防や美容など、健康でいきいきとした毎日を過ごすために、上手に役立ててください。 

2.サプリメントに副作用はありますか?
 サプリメントは食品ですので、通常は副作用はありませんが、体質や体調などによって、まれに身体に合わないことがあります。特に敏感な方や、食品アレルギーのある方はパッケージやカタログに記載されている原材料名や注意表記を必ずご確認下さい。また、始めてお摂りになる場合には、量を調節して、様子を見ながら試されることをおすすめします。

3.きちんとした食生活なら、サプリメントは必要ない?
 サプリメントには食生活で不足しがちな栄養成分を手軽に補給するものと、機能的に働く成分を配合し、身体の悩みや目的に合わせて摂取するものがあります。栄養補給を目的としたサプリメントは、バランスの良い食生活を送っている方には必ずしも必要というわけではありません。けれども、環境の変化で食品そのものに含まれている栄養成分が低下しているともいわれていますので、より健康な毎日を送るためには、毎日の食生活にサプリメントをプラスすることをおすすめします。また、生活習慣病や美容、健康などが気のなる場合は、目的に合ったサプリメントを取り入れていきましょう。

4.効果が分かるのは摂り始めてからどれくらい?
 サプリメントに含まれる栄養成分によっては、短期間で効果を感じられるものもありますが、ほとんどは実感できるまでにある程度の時間が必要です。もちろん、体質や体調、個人差もあります。お肌が気になる方でしたら、お肌の新陳代謝のサイクルを考えると、最低でも1ヶ月、その他の場合でも3ヶ月〜半年くらいを目安に、続けてみてください。

5.食品アレルギーの心配がある成分はありますか?
 各商品ごと、パッケージに使用している原材料が記載されていますので、ご利用前に必ずご確認ください。さらに食品衛生法の改正により、「アレルギー物質を含む食品の表示」が義務づけられたことから、サプリメントもこれに基づいて表示義務のある特定原材料5品目が含有されている場合は表示されています。特に食品アレルギーの心配がある方はご注意ください

6.色々な種類を組み合わせて摂っても大丈夫?
 食品ですので、一度に複数のサプリメントをお摂りいただいても大丈夫です。商品によっては成分が重なる場合がありますので、目的に合わせてどちらか一方を選んだり、目安量を調節してご利用ください。

7.1日のうちでいつ摂るのが効率がいいですか?
 ライフスタイルに合わせてご自由にお摂りください。できれば1日の目安量を朝・昼・晩など、2〜3回に分けるのが理想的です。特に、水溶性ビタミン(ビタミンB群やビタミンCなど)は、身体の中に長時間貯めておくことができないので、必要のない分は身体の外に流れてしまいます。
より効率良く摂りたい方は、何回かに分けてこまめに補ってください



8.摂り過ぎの心配はありませんか?
 健康維持のために設定されている目安量程度では、摂り過ぎの心配はありません。複数のサプリメントを摂る場合、中には配合されている成分が重なるものもありますので、パッケージやカタログの成分表示をよくご確認ください。組合せによっては、目安量の範囲内で調節してご利用ください。

9.目安量より多く摂っても大丈夫?
 サプリメントは、量を多く摂れば早く効いたり、効果が高くなる、というものではありません。むしろ、1日の目安量を毎日続けて摂ることが大切です。目安量を守って、その範囲内で調節してお摂りください。

10.薬と併用しても大丈夫?
 お薬とサプリメントを一緒に摂る場合、お薬や病気の内容によっては食事制限や他の薬との兼ね合いが問題になることがあります。病院からお薬が出ている、あるいは通院中の方は、かかりつけのお医者様や薬剤師の方に一度ご相談の上、お召し上がりください。また、通常は差し支えありませんが、薬局で買えるようなお薬を服用している期間は、サプリメントをお摂りいただくのをお休みいただくか、もしくは薬剤師の方にご相談いただいてからお召し上がりください。

11.妊娠・授乳中に摂っても大丈夫?
 サプリメントは食品ですので、妊娠・授乳中の方でも安心です。特に、栄養のバランスに気を配らなければいけない時期ですから、食事の内容に気をつけながら、不足しがちな鉄やカルシウム、ビタミンB群(葉酸)などは、サプリメントで補いましよう。中には生理活性の高い成分を含むものなど、おすすめしていないサプリメントがあります。ご利用前に商品のパッケージやカタログをご確認いただき、注意表記のあるものはお召し上がりにならないでください。

12.子供が摂っても大丈夫?
 錠剤やカプセルを飲み込める、3歳くらいからのお子様ならお摂りいただけると思います。表示している目安量は体重50〜60kgの成人の方を基準に設定していますので、お子様の場合は体重で換算してください。(例:体重30kgの場合→目安量の1/2程度)また、お子様にはおすすめしていないサプリメントがあります。ご利用前にパッケージやカタログをご確認いただき、注意表記のあるものはお召し上がりにならないでください
 お子様におすすめの栄養素
 ビタミン・・・・・不足しがちなビタミンはバランス良く摂ることが大切です。
 ミネラル・・・・・成長期のお子様に大切なカルシウムや鉄を積極的に補いましょう。
 たんぱく質・・・たんぱく質は身体をつくる材料となる栄養素です。
 DHA・・・・・・・魚に多く含まれ、頭や目の栄養になるといわれています。


13.サプリメントはどのように保存すればいいですか?
 錠剤やカプセルタイプのサプリメントは、開封・未開封に関わらず、直射日光と高温多湿の場所を避け、開封後はチャックをしっかり閉めて保存してください。中には、液体やドリンクタイプなど一部冷蔵庫で保存しなくてはならないものもあります。詳しくは各商品のパッケージに保存方法が記載されていますので、必ずご確認ください。また、サプリメントは食品ですので必ず衛生的な環境でお取扱いください。

14.サプリメントにも賞味期限ってあるの?
 サプリメントは食品ですので、全ての商品に賞味期限を設定しています。これは未開封で、一番良い条件で摂れる目安となる期限です。各商品のパッケージに印字されていますので、ご確認ください。開封後については、ご家庭の保存状況によって異なりますので、賞味期限内であってもできるだけ早くお召し上がりください。

15.まとめて買い込んだけど、どれだけもつの?
 すべての商品パッケージに「賞味期限」が記載してあります。未開封で高温多湿・直射日光を避けて保存していただければ、その期間内は大丈夫です。開封後は、どのサプリメントも賞味期限にかかわらず、できるだけ早くお召し上がりください。また、梅雨など湿気の多い時期は、こまめに乾燥剤を交換することをおすすめします。

16.アルミ袋からボトルに詰替えて使っても良い?
 アルミ袋についているチャックをしっかり閉めれば、そのままでも十分お使いいただけます。ボトルに詰替える場合は、専用の詰替えボトルをご利用ください。また、必ず詰替えボトル専用の乾燥剤をふたの内側にセットしてお使いください。

17.乾燥剤の使用期限は?
 ご家庭の保存状態や気温、湿度などで若干のさがありますが、下記の表を目安にご使用ください。
乾燥剤のご使用目安
ボトル用 携帯ケース用
通常期(10月〜5月) 1ヶ月 2週間
夏季・雨季(6月〜9月) 2週間 1週間

18.携帯ケースでの保管期間は?
 携帯ケースは、外出先や旅行先でもサプリメントを手軽に摂れるようにつくられたものなので、長期間の保存に適していません。また、サプリメントの中には湿気に弱い成分を含むものもありますので、携帯ケースの中に保管したサプリメントは、2〜3日以内にお召し上がりください。

19.ビタミンって何?
 ビタミンは、私たちの身体機能を正常に働かせるために必要不可欠な栄養素。そのビタミンの大半は、体内でつくることができないため、食品から摂らなければなりません。一口にビタミンといっても、その種類は豊富で、働きもさまざまです。たとえ1種類でも1日に必要な量(栄養所要量)が不足すると、体調を崩してしまうことにもなりかねません。それぞれのビタミンの働きを十分に理解した上で、いろいろな種類のビタミンをバランス良く摂ることが大切です。

主なビタミンの働き
主な働き 多く含まれる食品
・エネルギーの供給・代謝を助ける。
・疲労回復。
・神経の働きを正常に保つ。
水溶性ビタミン
ビタミンB群
豚肉・玄米・魚介類
・シミ・ソバカスの予防。
・風邪の予防。
・コラーゲンの合成を助ける。
水溶性ビタミン
ビタミンC
イチゴ・キウイ・ブロッコリー
・皮膚や粘膜を丈夫にする。
・目の乾燥を防ぐ。
脂溶性ビタミン
ビタミンA
レバー・うなぎ・緑黄色野菜
・カルシウムの吸収を助ける。
・骨の発育を正常にする
脂溶性ビタミン
ビタミンD
カツオ・サケ・しいたけ
・血液の流れを良くする。
・コレステロールを低下させる。
・シワ、くすみの予防・改善。
脂溶性ビタミン
ビタミンE
アーモンド・大豆・植物油
・出血しにくくする。
・カルシウムの代謝を助ける。
(健康な骨作りに役立つ。)
脂溶性ビタミン
ビタミンK
納豆・ほうれん草

20.ビタミンは栄養所要量より多く摂っても大丈夫?
 栄養所要量とは、厚生労働省によって定められた「生命活動の維持に必要な作用(生理作用)に欠かせない量」のことです。健康の維持や増進、生活習慣病などの予防としての働きを期待できる量として「目安量」を設定しています。「目安量」の範囲であれば、摂り過ぎの心配はありません。

21.ビタミンAは摂り過ぎの心配がある?
 ビタミンAは脂溶性ビタミンの一種で、毎日大量に摂り続けると過剰症が起こるといわれています。そのため、ビタミンAを補いたい方には「カロテノイド」でお摂りいただくことをおすすめします。「カロテノイドは緑黄色野菜に多く含まれるベータカロチンなどの栄養素のこと。身体の中で、必要な時にだけビタミンAに変換されるので、過剰症の心配がありません。

22.ビタミンKが含まれているサプリメントは薬と一緒に摂ってはいけないの?
 血液凝固阻害薬として心臓病や脳出血の発作後などにお医者様から処方される「ワルファリンカリウム剤」(ワーファリンなど)は、血液凝固に大切な役割を担っている「ビタミンK」と相反する働きをすることがあります。このワーファリンなどの「ワルファリンカリウム剤」とビタミンKを含むサプリメントを一緒に摂ることはおすすめできません。その他にも薬を服用している場合は、サプリメントに含まれている栄養成分との兼ね合いが問題になることもあるので、一度かかりつけのお医者様か薬剤師の方に相談されることをおすすめします。

23.ミネラルってどんな栄養素?
 
ミネラルはビタミンと同様に、身体を正常に働かせるために欠かせない栄養素です。体内で必要な量はわずかですが、加工食品やファーストフードを食べる機会の多い現代人には不足しがちといわれています。ミネラルには、骨の形成に必要なカルシウムや、血液中の赤血球をつくるのに役立つ鉄、その他にもマグネシウム、亜鉛などたくさんの種類があります。それぞれのミネラルの働きを十分に理解した上で、食事で不足しがちなミネラルを積極的に補いましょう。

主なミネラルの働き
主な働き 多く含まれる食品
・骨や歯の形成や発育に役立つ。
・イライラを防ぐ。
カルシウム 牛乳・チーズ・いわし(煮干し)
・カルシウムと一緒に骨や歯の形成・発育に役立つ。 マグネシウム のり(海藻類)・玄米・ごま・大豆
・赤血球中に存在し、体中に酸素を供給する。 レバー・大豆・煮干し
・骨や関節を構成する結合組織の合成に関わる。
・糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関わる。
マンガン しじみ・干しひじき・わかめ
・鉄の働きをサポートし、ヘモグロビンの合成を助ける。 かき・牛レバー・エビ・ココア
・鉄を効率良く働かせて貧血を予防する。
・糖質や脂質の代謝を促進する。
モリブデン 大豆・豚・牛レバー・落花生・わかめ
・たんぱく質や核酸の合成に重要な役割を果たす。
・味覚を正常に保つのに役立つ。
亜鉛 かき・小麦胚芽・アーモンド・ごま
・細胞の老化や動脈硬化の引き金となる過酸化物質の分解を促進する。 セレン いわし・あわび・桜エビ・大豆
・インシュリンの働きを助け、糖尿病を予防する。
・脂質の代謝を促進し、高血圧・動脈硬化を予防する。
クロム 干しひじき・米ぬか・牛肉・小麦胚芽
・糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促進し、基礎代謝を高める。
成長期には発育を促進する。
ヨウ素 干し昆布・わかめ・魚介類・豚肉


24.ハーブってどんな栄養素

植物は、普段の生活の中で、食料や薬用・香料などさまざまな形で利用されていますが、中でも古来より自然療法に利用されてきた植物たちが「ハーブ」と呼ばれています。ブルーベリーやいちょう葉、エゾウコギなども「ハーブ」の仲間。普段の食事だけでは摂りにくい栄養成分も多いので、目的に合わせて、自分に必要な「ハーブ」を選び、積極的に取り入れましょう。

ブルーベリー アントシアニンという色素が疲れ目による視力低下を回復させる働きがあるといわれ、速効性に優れています。
いちょう 葉に含まれるフラボノイドが血液の流れをスムーズにし、血管を丈夫にすることが知られています。
クランベリー 豊富に含まれているポリフェノールは尿路感染症を予防したり、坑酸化作用により美容にも役立つことから、特に女性に注目されている果実です。
エキナセア 免疫系に作用することで知られ、風邪やインフルエンザの症状を防ぐ作用や、身体自体が持っている抵抗力を活性化させます。
エゾウコギ 寒冷地に育つ生命力の強い植物。強壮作用があり、疲労回復や持久力を高める働き、血行を促進する働きがあるといわれています。
アロエ 苦みの成分が腸管を刺激することによって、蠕動運動を活発にし、便秘の改善に役立つことが知られています。
ノコギリヤシ 前立腺肥大の予防と症状の改善に役立つことで知られ、ヨーロッパなどでは副作用のない医薬品としても利用されています。
ウコン ショウガ科の植物でエスニック料理によく使われる香辛料。強力な坑酸化作用があり、肝臓の機能を高めるといわれています。
マリアアザミ マリアアザミ独特の成分・シリマリンは坑酸化力が強く、肝機能改善に良いといわれています。
セントジョーンズワート 「セイヨウオトギリソウ」とも呼ばれ、日常生活のストレスや更年期・生理前のうつ状態に摂ると良いといわれています。
アガリスク 免疫を強化し、自然治癒力を高めるキノコとして注目されています。ガン予防やガン治療による副作用の軽減に良いといわれています。
大豆イソフラボン 女性ホルモンのバランスを整える働きや骨粗鬆症の予防に役立つといわれ、更年期を迎える女性の関心が高まっています。

25.発芽玄米と玄米はどう違うの?
 発芽玄米は、玄米を水につけてわずかに発芽させることによって、眠っていた酵素がいっきに働き始めます。つまり、お米の力を最大限に引き出したのが発芽玄米なのです。さらに、発芽玄米にはγ-アミノ酪酸やIP6などのすぐれた機能性成分が多く含まれています。調理方法も、圧力釜が必要な玄米と違い、発芽玄米はご家庭の炊飯器で白米と同じように簡単に炊くことができるので、手軽にお召し上がりいただけます。