★夏バテ解消のヒント

アンチエイジングを実証した新機能成分
 
抗酸化作用や肝機能改善作用で注目されていたハーブ、マリアアザミ。その有効成分のむシリビンに、皮膚の老化を防ぐさようが新たに発見され、シワを効果的に改善することが始めて実証されました。
 かつてないエイジングが期待できる注目成分シリビンの研究データをご紹介します。


マリアアザミ
 

シワやくすみをつくる肌の老化とは?   
 女性を悩ませる肌のトラブル。30〜50歳代以上の女性にアンケートをとった結果では、なんと9割以上の人がなんらかの肌の悩みを抱えています。なかでも年代が上がるにつれ、シワやくすみ、たるみといった肌の老化による悩みは深刻。しかも、30歳代の若い女性の上位5位中にも同様の肌悩みが見られ、肌老化が30歳代からはじまっている傾向は見逃せません。
 肌の老化の原因は、大きく分けて2つ。加齢によって体内でのコラーゲンの産生力が低下するため、コラーゲン量が減って真皮がスカスカになってしまうことと、コラーゲンそのものが老化してサビついてしまうことにあります。
老化したコラーゲンは肌に蓄積し、シワやくすみの原因に。
 また、肌のコラーゲン産生力は、加齢とともに低下の一途をたどります。そのうえ。加齢だけでなく、紫外線やストレス、喫煙、過度の飲酒など、日常のさまざまな原因によってコラーゲンの老化も進行し、肌の老化が急ピッチで進んでしまうのです



 
アンチエイジングの救世主・シリビン
女性の大敵、肌老化に効果があるとして、これまで注目され、数々のアンチエイジング化粧品に配合されていたのが、ビタミンAの一種・レチノールです。しかしレチノールは、表皮細胞のターンオーバー(約28日周期の肌の生まれ変わり)を正常にしたり、コラーゲン産生促進などに働きかけて肌の老化を防止する効果が高い反面、外用すると肌に対する刺激が強く、まれに炎症などを起こすことが知られています。そこでチノールに代わるものとして、同等以上の肌老化防止の作用をもち、なおかつ肌に安全な天然成分の探索が精力的に行われました。そしてついに見つかったのが、シリビンです
 シリビンは、高い抗酸化力をもち、肝機能改善などに利用されてきたハーブ、マリアアザミの種子に含まれる成分ですが、コラーゲン産生促進作用などの肌へのアンチエイジング効果が確認されたのはこれが始めて。
肌の表皮・基底幕・真皮に働きかけ、紫外線などによる肌老化を防御し、シワを改善するとともに、弾力性とハリを与えることがわかりました。しかも、摂取しても肌に塗布しても、その有効性のレベルがきわめて高いことが数々の臨床試験によって判明しています。
 シリビンの肌に働きかけ効能の発見はまさにセンセーショナル!肌の老化トラブルに悩む女性の救世主ともいえる新機能成分なのです。



シリビンの効果をさらに高める、大豆サポニンとHTCコラーゲンの力
 シリビンは、さまざまな角度から肌細胞に働きかけ、肌老化を防ぎますが、その効果を最大限に高めるカギとなるのが、老化コラーゲンを除去することと、体内でのコラーゲンの合成力をパワーアップさせることになります。
 ビタミンなどの抗酸化栄養素が、老化コラーゲンをはじめとする老化たんぱく質の蓄積を予防することは知られていますが、すでに蓄積してしまったものを除去する効果は期待できませんでした。しかし、最近、
大豆サポニンやシリビンに蓄積した老化コラーゲンを除去する機能が発見されたのです
 一方、コラーゲンは一般的に分子量が大きく、体内で効率よく吸収することがむつかしい成分。そこで、「トリペプチド」という3つのアミノ酸の単位まで小さくカットすることによって、通常のコラーゲンより吸収が速く、体内でのコラーゲン合成を格段にアップさせるHTCコラーゲンが開発されました。加齢によってコラーゲンの消化吸収力が低下した方の強い味方となるのが、このHTCコラーゲンです。
 この3つの成分を組み合わせると、それぞれ単独で使用するよりも、シリビンと大豆サポニンが相乗的に老化コラーゲンを除去し、さらにシリビンとHTCコラーゲンがコラーゲンの合成力を相乗的にパワーアップさせるという効果がありました。
 また、シリビン配合のサプリメントとシリビンソーム配合の化粧品を併用することでもいっそう高い効果が認められ、肌老化への内外美容によるアプローチに劇的な進歩が訪れました。